生涯未婚率(2016年度)国勢調査の確定(過去最高)。厚生労働省と国立社会保障。2017年予想は?
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毎年注目されるアンケートやランキングはありますが、
最近では、国勢調査の結果も注目されることがあります。

特に「婚活」という言葉がトレンド化された昨今は、
「生涯未婚率」という数字が同時に重要視されてます。

結婚をネガティブに考えている男女は、
この日本にどれだけいるのか?

また、結婚したくない方の、
その性別と年齢と職業と、
それらのデータは結婚を目指す方にとっては、
とても重要な情報となることでしょう。

生涯未婚率(2016年度)国勢調査の確定(過去最高)

過去最高のデータを叩き出してしまったようですが、
その具体的な理由には何があるのでしょうか?

一時期は、震災の影響で、
「そばで寄り添える人が欲しい」と、
結婚願望に芽生える方が多くいました。

あれから6年の月日が経って、
また考え方は変わってしまったようです。

研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。

都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。

同研究所が昨年9月に公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。(井上充昌)引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170405-00000086-asahi-soci

やはり、非正規社員の労働者が増えていること、
簡潔に言えば、金銭的事情で結婚を考えたくない方が多いようです。

男性では沖縄が最も多く、女性では東京が最も多いです。

しかし、男女ともに、「いずれは結婚したい」と考えてる方が多く、
結婚そのものを否定したいというわけではないようです。

やはり、お金の問題・・・。

雇用形態と結婚が直結するのは、
仕方ないことだと思いますが・・。

しかし、この時代に過去最高という数字を出してしまいましたが、
大学生の就職率が伸びているので、今後は改善されそうです。

それでも、会社内部の問題と、離職率が改善されなければ、
非正規労働は減らないので、意味はないと思いますが。

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厚生労働省と国立社会保障。2017年予想は?

就職率が伸びても、
離職率も同時に改善されなければ、
この生涯未婚率は悪くなるだけですが、
今後の動きはどうなると予想されているのでしょうか?

調査の中身を見てみると、
就職全盛期だった50歳代の方の中にも、
生涯未婚率の高さがあったことがわかっており、
ただの金銭的事情以外にも、問題があることがわかります。

50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。

研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170405-00000086-asahi-soci

この調査の結果に対する反応は、
「え?これだけ?もっといるでしょ!」と、
意外にも結婚を考える人の多さに驚いてます。

世間体を気にしない世代が増えているのは、
良いことという意見もあれば、
少子化が加速する原因として懸念する声もあります。

個人の時代だという価値観が強く、
それが仕事だけでなく生き方そのものに反映されたと、
世界を飛び回る生活に憧れる方が多いというのも、
この生涯未婚率に関わっていると思います。

結婚に対するメリットとデメリットを冷静に分析し、
デメリットの方が多いと、ネガティブな意見は相変わらずで、
この部分はネット社会で結婚の情報が増える度、深まっていきそうです。

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