GACKTさんとSUGIZOさんといえば、お互いのSNSに登場するほどの仲良しとして知られています。
現在は仲良しな2人ですが、実は2000年代中盤まではとても仲が悪かったのです。
今になって、GACKTさんとSUGIZOさんの口から、不仲当時のエピソードが飛び出したりもします。
今日はGACKTさんとSUGIZOさんの出会いから喧嘩、仲直りまでを時系列で書いてみたいと思います。
GACKTの声出し(気合い入れ)にSUGIZO楽屋から「うるせー」。キレて突撃し大揉め!
GACKTさんとSUGIZOさんの出会いは、2000年代中盤頃です。
2人は同じイベントに出演していましたが、そこで大喧嘩をしています。
GACKTさんが自分の出番の前に、恒例の気合い入れ(円陣での声掛け)を行なっていると、近くのSUGIZOさんの楽屋から「うるせー」などの野次が飛んできたそうです’。
ダンサーらは気づかないものの、GACKTさんに耳には入っており、GACKTさんは本番直前にも関わらずこっそり抜け出して野次が聞こえた楽屋のへ突撃。
当時、血の気の荒い若いダンサーが多くいたということで、GACKTさんはあえて1人で突撃したそうです。
GACKTさんが「オラー!」と突撃すると、楽屋にいたSUGIZOさんは大人しく本を読んで「ん?」という顔をしていたそう。
「あれ?」とGACKTさんが拍子抜けしてると、SUGIZOさんはゆっくり本を閉じ「なんだ、この野郎!」と怒鳴り返してきたそうです。
実はGACKTさんらを野次ったのは、SUGIZOさんではなくてバンドメンバーだったのです。
GACKTさんもSUGIZOさんが野次ったわけではないことを理解したものの、「管理責任はお前だろ」と引かず、一触即発となりスタッフらが止めに入るなど大揉め。
その後はスタッフが間に入る、和解という形にはなったものの、GACKTさんとSUGIZOさんは不仲になったのです。
SUGIZOがGACKTの誕生日に大きな水晶をプレゼントし仲直り
しばらくは野猿の仲が続いていたGACKTさんとSUGIZOさん。
その後の歩み寄りは、まさかの年上のSUGIZOさんでした。
なんと、SUGIZOさんがGACKTさんの誕生会に現れ、プレゼントに大きな水晶を持ってきたのです。
まさかの歩み寄りにGACKTさんは感激し、今度はSUGIZOさんのことが大好きになったのです。
ちなみにGACKTさんは昔からオニキスなどの石が好きで、ある時期までは自分のメンバーに家族の証としてオニキスを配っていたこともあります。
GACKTさんいとっての石は仲間の証なので、SUGIZOさんが貰ったということに特別な意味を感じたことでしょう。
2009年に同じバンドで共演。歯医者も同じで真矢と仲良し
ある年の誕生日会で仲直りしたGACKTさんとSUGIZOさん。
その後はスーパーバンド”S.K.I.N”で共演を果たすこととなります。
さらに、私生活では同じ歯医者に通うなど共通点が多いです。
GACKTさんが2011年頃に結成したYFCでは、SUGIZOさんと同じLUNA SEA在籍の真矢さんに力を借りるなど、間を挟んでの交友もあります。
お互いにSNSに登場するなどし、現在も関係は良好なようです。
ビビアン・スーを巡って対立していたとの都市伝説もあった
かつて不仲だったGACKTさんとSUGIZOさんですが、野猿の仲だったのは古くのファンの間では知られていました。
2人がどんな理由で不仲になったかまでは不明でしたが、都市伝説では1人の女性を巡って対立したのでは?との説がありました。
その女性とは、かつてSUGIZOさんと噂があった台湾人タレントのビビアン・スーさんです。
SUGIZOさんはビビアンと交際していた時期があり、彼女のことをとても大切にしていたようです。
GACKTさんも2003年頃にビビアンと熱愛報道(両者否定)があったということで、彼女を巡って対立したのでは?との説があったのです。
結果的に、GACKTさんはビビアンさんと交際していませんでしたが、交友関係が深いことは事実でした。
2人が仲直りしたばかりの頃、GACKTさんから「誤解があった」との発言があったことから、ビビアン説が強くなりました。
その後に、楽屋で揉めたのが発端で不仲になっていたという逸話が出た際には、「ビビアンじゃないの?」と意外に感じたファンも少なくないです。
映画監督・紀里谷とも喧嘩→マブダチ。YOSHIKIやジブラと揉めた話も
GACKTさんが喧嘩した有名人とのエピソードの中で、最もインパクトがあるのが映画監督の紀里谷さんです。
今では格付けのパートナーとして共闘したり、バラエディ番組でコメントを送り合うなど仲良しですが、初対面は大喧嘩で最悪でした。
GACKTさんと紀里谷さんの出会いは、ロサンゼルスで開かれたYOSHIKIさんのパーティでした。
GACKTさんはアメリカにいた際に、YOSHIKIさんから急遽、電話で誘われて出席。
そのパーティにはGACKTさんの顔見知りはほとんどおらず、GACKTさん的に複雑な立ち位置だったそうです。
会場に到着し、着いた席の横がたまたま紀里谷さんで、紀里谷さんはすでに酔っ払っていたそう。
酔っていた紀里谷さんは不機嫌で、急にGACKTさんの方を向いて喧嘩腰で煽ってきたそうで、それに対してGACKTさんもブチ切れ。
紀里谷さんが「表に出ろ!」とGACKTさんを煽った後、なぜYOSHIKIさんが上半身裸になり「俺が一番怖えんだ!」「お前らまとめて俺がぶっ飛ばしてやる!」と暴れ出し、グチャグチャになって喧嘩終了。
その後、紀里谷さんが喧嘩をしていたのは、GACKTさんの逆隣にいた人だったこと判明。
紀里谷さんは間に入っていたGACKTさんの存在が見えずに煽り、GACKTさんは自分の方を向いて罵倒されていた為に誤解してしまったのです。
シラフ状態の紀里谷さんと再会した際は、誠実で良い男だったことに感動し、それからはマブダチになったのです。
YOSHIKIとS.K.I.N.のリハで大喧嘩?大遅刻にGACKTが「帰る」と激怒
GACKTさんとSUGIZOさん、紀里谷さんとの喧嘩話はメディアでも語られて有名ですが、実はYOSHIKIさんとも一触即発の事態になったことがあります。
それは、2007年に結成されたYOSHIKI、GACKT、SUGIZO、MIYAVIによるスーパーバンド「S.K.I.N.」での出来事です。
出演予定だった「ジャパニーズエクスポ2007」のライブ前日のリハに、なんとYOSHIKIさんが大遅刻。
時間厳守のGACKTさんはYOSHIKIを待っている時間「なんで来ないんだよ」「アーティストが時間のできないのか」とガチキレ。
当時、多忙だったGACKTさんは、強行スケジュールで来ていたこともあり「帰る!」と言い、スタッフは何度も必死で引き止めたそうです。
1時間半遅れて「ごめんごめん」と現れたYOSHIKIさんに対して、GACKTさんは「なんで遅れてくるんだよ」と遠慮なく怒り、YOSHIKIさんも逆上したのです。
当時のライブ後の映像でYOSHIKIさんが「遅れてごめん」と発言したシーンがあり、遅刻騒動は事実のようです。
また、GACKTさんは「僕とYOSHIKIの喧嘩を止められるのはMIYAVIだけ」との発言をしており、MIYAVIさんもS.K.I.Nについて「各々の道を進んできた人たちが集まってるからぶつかる」と言及し、両者がぶつかった事実が確認できます。
その後に配信で対談した際、YOSHIKIさんからGACKTさんに「S.K.I.Nをやろうよ」との発言がありましたが、GACKTさんは苦笑いするのみでした。
GACKTさんは自分のライブではリハーサルを大切にすることで有名で、1日にリハと本番を合わせて2本分は公演を行なっているほどです。
仲は良いものの再共演するには高いハードルがあるということです。
S.K.I.Nが眠ったまま、HYDEさんが入れ替わり「ラストロックスターズ」が結成されたのも納得ですね!
GACKTとジブラが喧嘩したのはガセネタ?ネットで長く都市伝説として語り継がれていた
一時期、ネット上で”ある人物とGACKTさんの喧嘩”に関する都市伝説が広く広まったことがあります。
それはラッパーのジブラさんを、若い頃のGACKTさんがボコしたという噂です。
髪の長かったGACKTさんに対し、ジブラさんが髪型をバカにして喧嘩を売り、GACKTさんがキレてジブラさんを負かしてしまったとのことです。
このエピソードは長くネット上で語り継がれていました。
しかし、ある時にジブラさん本人がSNSで都市伝説について言及。
ジブラさんの言及を見てる限り、あくまでただの都市伝説のようです。
「確かに本当だったら面白い話だが」と書かれているぐらいなので、ただのガセネタであることがわかります。
まとめ
GACKTさんはSUGIZOさんは喧嘩して不仲になった過去があったが、GACKTさんの誕生日にSUGIZOさんから歩み寄り仲直りしていた。
映画監督の紀里谷さんもGACKTさんと誤解が発端で殴り合い寸前まで行ったが、後日に再会したらお互いに好きなタイプで仲良しになった。
GACKTさんとYOSHIKIさんは同じバンドで揉めたことがあるが、現在は仲良し。
昔にGACKTさんがジブラさんを喧嘩で負かせたという都市伝説が有名だったが、これは完全にガセネタであった。